カジノにおけるirとは何か?

まず、irとは「Integrated Resort」の頭文字をとったものです。irとはカジノや会議場や展示施設、そしてショッピングセンターやレストランなどの娯楽施設が一体となった総合リゾートとしての整備を進めることです。近年、日本でもカジノに関連してirに関する議論がされています。まず、2013年12月に「irカジノ法案」といわれている法案が国会の会議にかかりました。ですが、衆議院の解散があったため一旦は廃案となったのです。しかしその後、議論が活発に行われ、2016年の12月15日に、カジノを含めた統合型のリゾートの整備を政府に促す法律である「ir推進法」が、自民党などの賛成多数となったため可決し、成立しました。そのため、日本はこれからカジノの合法化に向けて進んでいくこととなります。

また、irは世界中に存在します。中でも、アメリカのラスベガスにたくさんあります。そして、近年ではカジノで世界のナンバーワンの売り上げをたたき出しているマカオもirを行っています。また、それだけでなく韓国やフィリピンなどのアジアの国々も積極的に行い始めました。なぜ、こうなってきたのかというとカジノの複合施設を建設することの最大の目的は、雇用の増大や、税収の増加のためです。これは、複合施設の中に建設することで、収益を大きく上げることが期待できるのです。そのため、多大な経済効果をもたらすことが出来ます。また、海外からの観光客もたくさん見込めるようになるため、観光振興としてもirは役立つのです。また、その複合施設のみならず周りの地域もirができることにより活性化するため、広範囲にわたって大きな経済効果が見込めます。

そして、日本では法案が成立したことにより具体的にどこの地域にirを建設するのか議論が行われています。まず、irをどこでも建設できるわけではありません。もしirを作りたいのなら、その地域の地方公共団体が国に「ir区域」の認定を受けなければいけないのです。認定がされなければ、建設することができません。この「ir区域」は2018年頃から、認定され始めると言います。現在では、全国でも多くの自治体が関心を示しており、その中でも北海道や東京や神奈川といった地域が有力視されています。また、この認定の基準は、「カジノの誘致の熱意があるか」や「観光客や地域住民の間の潜在的な需要があるか」や「観光客がどのくらい訪れるか」などさまざまなハードルがありそれをクリアしなければなりません。そのため、地域間でかなり厳しい競争となります。

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