Googleの検索のしくみ

「Google」では、あるサイトの中のどのページも、すべて検索対象となる。ロボットが見ることが許されている全ページが検索されるという特徴を生かして、自分のホームページの検索サービスに「Google」を使っている大学などもある。「Google」のいろいろな機能については、トップページの下の「Googleについて」に詳しく書かれているので、ぜひ一度読んで、使いこなしの参考にしよう。

「Google」のトップページを見てみよう。「Google」のロゴの下に「ウェブ」「イメージ」「ニュース」「グループ」「ディレクトリ」といった、5つのオプションがある。通常、ページの検索は「ウェブ」でおこなう。「イメージ」はjpegやgifなどの画像の検索である。「ニュース」は、「Yahoo!」の「トピックス」と同じく、新聞社のサイトから集めた最近のニュースを提供している。「グループ」は掲示板のようなものである。

ちなみに、英語版のグループは、なかなか盛んなようだ。「ディレクトリ」は「Yahoo!」の「登録サイト」に似ている。違うのは、こちらは「Open Directoryプロジェクト」というグループが、ボランティアでデータ収集をしている点である。今のところ、ディレクトリに登録されているサイトはまだ少ないが、それだけ厳選されているとも言えよう。

試しに「Google」で狂牛病について検索してみよう。検索の範囲には「ウェブ全体から検索」と「日本語のページを検索」がある。キーワードに英語の製品名や人名を入れる場合は、「日本語のページを検索」をチェックしておかないと、外国のサイトがいっぱいヒットしてしまう。キーワードを入れてEnterキーを押すと、「Google検索」をクリックしたのと同様に検索がはじまる。すると、ヒットしたページの一覧が出る。「Google」ではキーワードが書かれた全ページがヒットするので、一般にヒット数がたいへん多くなる。この場合も40万2000件にもなっている。そこで、これらをランクづけして、ランクの高いページから表示するようになっている。狂牛病では、厚生労働省のページがトップに出てきた。

ランキングにはいろいろな手法がある。どの検索エンジンでも共通しているのは、キーワードが多いページほどランクを高くするという手法である。また、最近更新されたページもランクが高い。「Google」では、ほかのサイトからのリンクが多いほど重要なサイトだと考えている。さらに、重要(信頼性の高い)と思われるサイトからのリンクに高い点を与えることで、より信頼性を高めている。この手法は「Google」の創始者、ぺイジの発案なので、その名を取って「PageRank」と称している。ランキングには、このほかにもいろいろ工夫がなされているようだ。ちなみに、検索ページに「I’m Feeling Lucky」というボタンがある。このボタンをクリックすると、一覧表がスキップされて、いきなり最上位ランクのページが表示される。

ところで、「Google」には「Yahoo!」のようなバナー広告はないが、キーワードを登録したスポンサーがいれば、そのサイトが表示される。これを「アドワーズ広告」と言う。これは「Yahoo!」のスポンサーサイトと同じく、広告がクリックされホームページ
が表示されると広告料を支払うしくみである。

また、「Google」トップページ下の「Googleについて」をクリックすると、いろいろな説明が書かれている。そこに「Googleツールバー」の説明がある。今のところ「Internet Explorer」にしかインストールできないが、これをインストールすると、必要なときにいちいち「Google」を開かなくても検索できるようになる。さらに、このツールバーには「PageRank」の表示が出て、そのページがどの程度のランクか、おおよその感じがわかるようになっている。